2023年11月22日カテゴリー:

関東甲信越地区視覚障害教育研究会 社会科部会

 11月22日(水)に今年度の関東甲信越地区視覚障害教育研究会の社会科部会が行われました。今年度は本校が主催校となり、郷土の治水事業や信玄堤について実際に現地を見学するフィールドワーク(校外学習)を取り入れた研究会を計画して取り組みました。気持ちの良い秋晴れの中、多くの先生方に集まっていただき、児童と一緒に実施することができました。

 

 

 まずは南アルプス市ふるさと文化伝承館にて                    御勅使川周辺の地形と水害の歴史について、70年前と現在の航空写真と比較しながら学芸員の方から詳しく説明していただきました。わかりやすい説明で実際の場所へのイメージが沸いてきました。

 

 次に信玄堤公園にて講師の小宮山先生から信玄堤や南アルプス市の地形について現地の様子を感じながら説明がありました。

 

 お弁当を食べながらの交流の後、石積出の見学を行いました。南アルプス市文化財課の職員の方から丁寧な説明を受けながら、実際の石積出を見て、当時の御勅使川の水害防止対策について触れることができました。

 

 

 石積出を体感する児童の様子。歩きながらその大きさが体感できました。さらに桝形堤防では、公園整備の一環として見学した日付と自分の名前を石に書いて埋めました。

 本校に帰校後には、研究会を行いました。各校様々な事例を発表していただき、社会科指導におけるいろいろな課題やアイデアなどを参加者全員で共有することができました。

一日、朝からフィールドワークや研究会とハードな日程でしたが、充実した研究会となりました。今回の研究会に御協力いただいた関係者の方々に御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。