オルゴールの話

 昭和39年、本校高等部専攻科の生徒がクラリネットを紛失したことをテレビで知った匿名の女性が、新しいクラリネットをプレゼントしてくださいました。
 すると、翌年の卒業式には、同じ匿名の女性から、卒業する20人にオルゴールのプレゼントがありました。

 

「クラリネットのことをきっかけに盲学校の皆さんの日々の努力を知りました。社会の荒波にもまれ、悲しいこと、苦しいこともあると思います。そんな時この小箱をあけて慰めの曲を聴いてください。神様の恵みはいつも皆さんと共にあります。」

 

というメッセージが添えられていました。
 以来、毎年、50年以上、心のこもったオルゴールが送られてきています。
 ありがとうございます。

 

 

 

以下より、オルゴールの動画をご覧ください。