2023年6月17日カテゴリー:

小児眼科学会総会で本校の事例を発表しました

 6月16日(金)~17日(土)、第48回日本小児眼科学会総会・第79回日本弱視斜視学会総会 合同学会が、仙台国際センターで行われました。1000名以上が参加する大規模な学会でした。本校からは、薬袋愛教諭が参加し、17日(土)のランチョンセミナーで、本校の早期教育支援についての取り組みを発表しました。

 ランチョンセミナーは、「医療機関と教育機関の連携が拓くロービジョン児の未来」をテーマに、日本小児眼科学会とロクシタンジャポン(株)の共催で行われました。座長は、両学会会長の福島県立医科大学眼科の森隆史先生と、慶應義塾大学の中野泰志先生で、ロクシタンジャポンからの支援事業説明、森先生からの「医療機関と教育機関の連携事業」のご報告のあと、薬袋が発表しました。

 「医療機関と教育機関の連携事業」は、ロクシタンジャポン(株)の支援による小児眼科学会研究事業として、2021年から、調査や、小児眼科学会と盲学校長会のweb勉強会等を行い、両機関の連携を深めてきました。

 本校における乳幼児期からの教育相談や、地域で学ぶ視覚障害児の教育支援の取り組みについて、多くの小児眼科の先生方にご傾聴いただき、ご質問やご意見等も多数いただきました。改めて、早期からの医療機関と教育機関の連携の重要性について実感する機会となりました。