『ジョルジェット君を変身させよう！』

　

　今年度も、『手でみるプロジェクト』に本校小学部が参加させていただきました。

　７月３日（月）のワークショップでは、イタリア全国視覚障がい者支援施設で教材制作やインクルーシブな読書普及を行なっているピエトロ・ヴェッキアレッリ氏による、触る絵本『へんしんどうぶつジョルジェット』を読み、絵本の話の続きを考え作る活動を行いました。

　本校児童は、さまざまな体に変身するジョルジェット君の冒険をフェルトや羊毛、鳥の羽などの手触りの違いを感じて楽しく読むことができました。話の続きを作る活動では、「ジョルジェット君が砂浜に行って貝殻が体に付いちゃった」「ジョルジェット君の体が蜘蛛の巣だらけに変身しちゃった」など、自由な発想でジョルジェット君を作ることができました。

　活動の最後に、ピエトロ氏から「将来、自分で読書を楽しむ人に育つことを願っています」と話をしていただきました。これからも本校では、見たり聴いたり触ることを通して楽しい読書活動を続けていきたいと思います。

　作品は秋に県立図書館で展示されます。その様子は後日、お伝えしたいと思います。

　

　

絵本をよく読み触ってから、自分だけのジョルジェット君を作りました