学校長挨拶

こんにちは。山梨県立盲学校のホームページにようこそ!

 

 本校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
 本校は、大正8年に私立山梨訓盲院として誕生し、今年で創立105周年を迎える歴史と伝統のある学校です。本校は在籍する幼児児童生徒だけでなく、県内唯一の視覚障がい教育の専門機関としてのセンター的機能を発揮し、地域で学び暮らしている乳幼児から成人までの方の豊かな成長や学びを支えています。
令和6年度、本校で学ぶ幼児児童生徒は、22名です。小さな学校ですが、幼稚部・小学部・中学部・高等部、そして高等部には、あん摩・マッサージ・指圧師、はり師、きゅう師の国家試験の受検資格を得られ、職業自立を目指すことができる職業課程があります。また、学校行事や地域の幼稚園、小学校、中学校、高等学校との交流、他県の盲学校とのオンライン交流、地域との交流など年齢や異なる集団での学習や体験活動を大切にしています。そのなかで、互いの個性を理解し、尊重し合う心が育まれています。
 本校の校訓は「和顔愛語」、「なごやかな顔と思いやりのあるやさしいことば」という意味です。この言葉は、本校の指導方針や教育活動の全てに活かされています。一人一人を大切にし、その成長を支えるという教育の原点に立ち、個々の視覚障害の状況に即して、様々な感覚を十分に活用し、適切な学習方法を工夫し、確実な学びを大切にします。私たち教職員は、盲学校としての専門性を発揮し、教育活動をしっかりと行う中で、創意工夫を重ね、本校の教育目標である「自己実現・社会的自立ができる力を養い、健康で心豊かな人間を育成する」ために、全力で取り組みます。幼児児童生徒、そして保護者の皆様が本校を選択してよかった、本校で学んでよかった、学ばせてよかったという実感をもっていただけるよう、精一杯努めてまいります。本校のスローガンでもある「一歩前へ、一歩先へ」常に進んでまいります。本校をご支援くださる皆様、今後も温かいお力添えを賜りますようお願いいたします。

令和6年4月1日 
山梨県立盲学校
校長 白倉 明美