令和7年度科学実験教室(手回しオルゴールで音のしくみを探ろう!)

 12月17日、本校にて「手回しオルゴールの曲を作ろう♪」をテーマに科学実験教室を実施しました。
 講師として、武蔵野美術大学非常勤講師の佐々木幸弥先生、オルゴール編曲家の宮本由利子先生をお招きし、児童生徒12名が参加しました。

 

 

◆ 音が鳴るしくみを“見て・触って・聴いて”学ぶ

 授業のはじめに、手回しオルゴールの演奏体験を行いました。ハンドルを回すと音が鳴り始め、児童生徒たちは「どうして音が出るの?」「カードには何が書いてあるの?」と興味津々の様子でした。続いて、佐々木先生からオルゴールの発音原理について、分解モデルを使いながら丁寧な説明がありました。
 普段は触れることが少ない内部構造に、児童生徒たちは目を輝かせながら耳を傾けていました。

 

 

◆ 自分だけの“紙カード楽譜”で作曲に挑戦!

後半は、いよいよ紙カードに穴をあけて曲をつくる作曲体験をしました。宮本先生のアドバイスを受けながら、児童生徒たちはスクリューポンチを使って思い思いに穴をあけていきました。「どんなメロディーになるかな?」「降雨音を多くしてみよう!」など工夫しながら作ったカードをセットし、実際に演奏すると、教室には驚きと歓声が広がりました。自由に穴をあけて偶然できた曲も、とてもユニークで魅力的な音色になっていました。

 

 

◆ 多くの学びと笑顔が広がった一日

 今回の科学実験教室では、本校に関連の深いオルゴールをテーマに、科学的な視点からオルゴールの魅力を楽しみながら学ぶことができました。身近な「音」への興味がふくらみ、自分でつくる楽しさを味わう貴重な時間となるとともに、五感を通して理解が深まる、とても有意義な活動となりました。

 佐々木先生、宮本先生に心より感謝申し上げます。

図書委員会 第3回移動図書

 12月9日(火)の昼休みに大食堂前の廊下で図書委員会による移動図書が行われました。
 今回は、図書委員が作ったしおりもプレゼントしました。しおりは、点字のもの、クリスマスツリーをかたどったもの、盲学校のマスコット・もうてんあいちゃんのイラスト入りのものなど、みんなで協力して作りました。
 寒い日が続きますが、本を読んで心を温めてほしいです。

 

 

触って楽しめるしおりです
いつもは手に取らないジャンルの本を紹介しています
小学部と高等部が触れ合う機会にもなっています
読書カードも2枚目、3枚目に入った人もでてきました!

寄宿舎 池田地区シニアクラブの方々との地域交流

 12月8日(月)に盲学校グラウンドで、池田地区シニアクラブの方々9名と、舎生9名とで花植えを通じた交流会を行いました。前回は6月に松葉ボタンを、今回はビオラの花植えを行いました。2回目の地域交流会でしたが、一緒に花植えを行っている際に談笑する場面が各所で見られ、寒さを吹き飛ばす温かい雰囲気の中、交流を行うことができました。地域の方に見守られながら、花と一緒に成長した舎生の姿も次回の交流会で見ていただくことができれば幸いです。ありがとうございました。

 

 

  ビオラ:花言葉

     「忠実」「信頼」「もの想い」

     「少女の恋」「私を想って」 🌺

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