2023年1月10日カテゴリー:

科学実験教室

 12月21日(水)に、小学部2名、中学部・高等部本科普通科8名の児童生徒が参加して、科学実験教室を行いました。

 今年度の科学実験教室は、山梨大学 水素・燃料電池ナノ材料研究センターの岡先生、山梨大学 研究推進・社会連携機構 水素・燃料電池技術支援室の小林様にご来校いただき、水素・燃料電池の出前授業を行っていただきました。

 講義では、「エネルギーとは」、「地球温暖化」、「エネルギーとしての水素」などのお話を映像で説明していただきました。また、実験では、「水素の性質」、「水の電気分解」、「水素を使って動かそう」など水素や燃料電池を見て、触って、確かめる活動を通して、「水素」を体験することができました。

 今回は理科の学習の一環として行いましたが、将来のエネルギー「水素」と山梨の関わりがわかり、その水素を活用した発電装置「燃料電池」への理解を深めることができました。参加した生徒からは、「電気を作るのに水だけしか出ないならもっと作ればいいのに…」といった考えが出るなど、世界が抱えるエネルギー問題に発展するなど児童生徒たちに貴重な体験となりました。岡先生、小林様ありがとうございました。

 

       【講義の様子】
       【実験の様子】
  【風船を使った水素の性質の確認】
  【水の電気分解による水素の発生】