11月6日木曜日、山梨県高等学校芸術文化祭のグランドステージを見学しました。県内の高校生たちが日頃の練習の成果を発表するこの舞台は、まさに「青春の芸術祭」と呼ぶにふさわしい熱気と感動に包まれていました。

　今年度のグランドステージでは、合唱、家庭科、書道、バトントワリング・マーチングバンドの発表などがあり、個性が光る発表が続きました。真剣に演じる姿からは、芸術に向き合う真摯な思いが伝わってきて、観客席からも自然と拍手が湧き上がっていました。

　また、会場の一角では、韮崎高校の茶道部による呈茶体験が行われていました。茶道の体験したことがない生徒もおり、抹茶の飲み方の一つ一つの意味を知るなど、茶道の奥深さと心の落ち着きを感じることができました。

　今回の見学を通して、生徒たちは芸術の持つ力、人とのつながり、そして自分自身の感性を磨く大切さを実感していました。終わってすぐ「来年もまた見たい！」と話す姿から、今回感じた刺激を胸に、日々の学習活動にもより一層力を入れてもらいたいと思います。