◇校訓:なごやかな顔と思いやりのあるやさしいことば

はじめに

 本校は大正8年私立山梨訓盲院として発足しました。

その後、県立移管を経ながら、百年近くの歴史を有し、

1400名あまりの卒業生・修了生を送り出しています。

戦後まもなく、日本で初めて、見えない・聞こえない子

どもへの「盲ろう教育」が実践されたという歴史を持って

おり、ヘレン・ケラーが学んだ、アメリカのパーキンス盲

学校校長が訪れるなど、国内における「盲ろう教育」の

先駆的役割を果たしてきました。

 県内唯一の盲学校ということで在籍の幼児児童生徒

だけでなく、外部に向けての支援も行っています。

 平成6年度より開設した弱視教育相談室は、現在

「Eye愛ひとみ相談支援センター」として、見えない・見え

にくい方やその関係者に対して、広く教育相談活動を

展開しており、その取り組みは高い評価をいただいて

おります。

 山梨県の視覚障害教育を支えるべく、皆様に支えら

れながら日々教育活動を行っています。


1.学校の沿革

 大正 8年 4月 

 甲府市連雀町山梨キリスト教会において、私立山梨

 訓盲院命名式を挙行

 5月 

 甲府市立琢美尋常小学校講堂において開院式を挙行

 大正11年 4月 

 聾部を併設し、私立山梨盲唖学校となる

 昭和17年 4月 

 県に移管し、山梨県立盲唖学校となる

 昭和24年4月

 県立盲学校と県立ろう学校に分離

 昭和38年4月
 
 日向町(現在の甲府北口2丁目)から現在地に移転
 
 昭和61年4月

 高等部本科普通科に重複障害学級を設置

 平成7年4月

 高等部に専攻科保健理療科を設置

 平成11年10月

 創立80周年記念式典挙行

 平成14年6月

 ホームページ全面更新

 平成17年4月

 ふじざくら養護学校内に「盲学校サテライト教室」を

 設置

 平成17年8月

 盲学校・甲府養護学校寄宿舎「ひびき館」竣工

 平成18年7月

 盲学校新校舎棟竣工

 平成18年7月

 関東盲学校グランドソフトボール大会優勝
 
 平成18年8月

 全国盲学校野球大会出場第4位、個人賞として敢闘
 
 賞受賞

 平成20年2月

 新体育館竣工

 平成20年2月

 「盲ろう唖」教育教材・資料展①開催

 平成20年3月

 グラウンド及び外構工事竣工、盲学校校舎改築工事
 
 完了

 平成20年5月

 新校舎披露式及び創立90周年記念式典挙行、あわ

 せて「盲ろう唖」教育教材・資料展②開催

 7月 関東地区盲学校グランドソフトボール大会優勝

 8月 全国盲学校野球大会出場

 平成22年3月 

 県道中下条甲府線(通称飯田通り)「ライトハウス

 入口」の交通案内標識に「盲学校」の文字が追加

 表示される。

 7月

 第85回平成22年度全日本盲学校教育研究大会・

 山梨大会開催:主管校企画展として「盲ろう唖」教育

 教材・資料展第3回開催

 平成23年1月

 盲ろう教育教材資料管理運営規程制定
     
 3月

 視覚障害教育相談・支援センターの名称を「Eye愛

 ひとみ相談支援センター」と改称

 平成24年6月

 関東甲信越地区盲学校弁論大会主管校。第1位全国

 盲学校弁論大会へ出場。

 平成25年7月
 
 関東地区盲学校グランドソフトボール大会準優勝。

 平成26年8月

 関東甲信越地区視覚障害教育研究大会開催主管校。

 平成27年4月

 山梨県教育委員会インクルーシブ教育システムの構

 築に向けた「合理的配慮」実践研究事業指定校。
     
 7月

 関東地区盲学校グランドソフトボール大会主管校。

 平成29年1月

 山梨県教育委員会インクルーシブ教育システムの構

 築に向けた「合理的配慮」実践研究公開研究会


3.山梨県立盲学校関係史

 1610(慶長15)年

 管(かん)鍼法(しんほう)の考案者、杉山和一が伊勢国

 (三重県)に生誕。

 1682(天和2)年

 杉山和一の鍼(しん)治(じ)講習所(学問所)が、江戸・

 両国に開設される。

 1784(天明4)年

 バランタン・アユイがパリに青年訓盲院「世界最初の

 盲学校」を設立。(*)

 1809(文化6)年

 ルイ・ブライユがパリ郊外のク-ブレ-に生誕。(*)

 1825(文政8)年

 ルイ・ブライユが六点式点字骨子を完成。(*)
 
 1854(安政1)年

 ルイ・ブライユの六点式点字をフランス政府公式認可。
 (*)
 
 1878(明治11)年

 京都府盲唖院[京都府立盲学校前身]開設。(*)

 1880(明治13)年

 楽善会訓盲院[東京盲唖学校、筑波大学附属視覚

 (及び聴覚)特別支援学校前身]業務開始。(*)

 1888(明治21)年

 横浜市立盲特別支援学校前身設立。

 1890(明治23)年

 石川倉次がブライユ点字を翻案した日本点字を、

 東京盲唖学校内の点字撰定会で採用。日本点字

 制定。(*)

 1898(明治31)年

 静岡県立静岡視覚特別支援学校前身設立。

 1900(明治33)年

 長野盲学校前身設立。

 1903(明治36)年

 甲府鍼科組合発足(甲府鍼灸マッサ-ジ師会前身)。

 1907(明治40)年

 東京にて、第1回日本盲唖学校教育会[全日本盲学

 校教育研究会前身]開催。

 1908(明治41)年

 山梨鍼按組合発足(甲府鍼科組合が改称)。文京盲

 学校前身設立。埼玉県立特別支援学校塙保己一学

 園前身設立。

 1910(明治43)年

 平塚盲学校前身設立。

 1912(明治45)年

 松本盲学校前身設立。

 1916(大正 5)年

 世界最初の盲導犬訓練学校がドイツに設立。(*)

 1922(大正11)年

 大阪毎日新聞社が「点字大阪毎日」(1943年に

 「点字毎日」に改題)を創刊。(*)

 1954(昭和29)年

 社会福祉法人 山梨ライトハウス設立。視覚障害者情

 報提供施設 山梨県盲人福祉センタ-(点字図書館)

 設立。

 1955(昭和30)年

 山梨県鍼灸マッサージ師会設立。

 山梨県盲人会(山梨県視覚障害者福祉協会前身)

 設立。

 1963(昭和38)年

 盲児施設青い鳥学園開設

 1970(昭和45)年

 国際盲人協会の会長によって、10月15日が「国際

 白杖安全の日」と宣言された。(*)

 1976(昭和51)年

 知的障害者更生施設青い鳥成人寮開設

 2008(平成20)年

 国連障害者権利条約発効。

 2009(平成21)年

 点字創始者「ルイ・ブライユ」生誕200年。日本点字考

 案者「石川倉次」生誕150年

 2010(平成22)年

 管鍼法考案者「杉山和一検校」生誕400年 

 2015(平成27)年

 山梨山梨近代人物館(山梨県庁別館内)が開館。明治

 時代から戦前まで山梨に貢献した人物を紹介。本校の
 
 前身私立山梨訓盲院初代校長塚原等(つかはら 

 ひとし)氏が「山梨最初の特別支援学校の創立者」

 として展示される。


 《参照》

 (*)『切手が伝える視覚障害-点字・白杖・盲導犬
 -』

 大沢秀雄著:2009年刊;彩流社


 4.本校の教育の目的

 幼児児童生徒の特性と能力に応じて、幼稚園、小学

 校、中学校または高等学校に準ずる教育及び職業

 教育を施すとともに、障害による学習上又は生活上

 の困難を克服し自立を図るために必要な知識技能を

 授け、健康で安定した生活のできる人間を育成する。

 同時に、地域の視覚障害教育に関する相談・支援

 センターとしての役割を果たす。

(1)教育目標

 健康で心豊かな人間を育成し、自己実現・社会的自

 立ができる力を養う

(2)教育方針

 自主自立の精神を培う

(3)教育目標を達成するための基本方針

 ① 一人一人の幼児児童生徒の障がい及び能力・

 特性に応じた適切な指導を通して個々の可能性を

 引き出し、最大限に伸ばす。

 ② 視覚障がいに基づく学習上又は生活上の困難

 を克服し自立を図るために必要な知識・技能・態度

 及び習慣を養い、心身の発達の基盤を培う。

 ③ いきいきとした集団活動を通して、自主的・実践

 的な態度を育てるとともに、豊かな社会性の育成に

 努める。

5.学部構成

 【幼稚部】【小学部】【中学部】

 【高等部】(3年課程)
 
 本 科 普通科
 
 本 科 保健理療科

 【高等部】(3年課程)
 
 専攻科 保健理療科
 
 専攻科 理療科

 高等部理療関係学科以外には、視覚障害の他に肢体

 不自由・病弱・知的障害等を合わせ有する幼児児童生

 徒のための「重複障害学級」があります。

 高等部の理療関係学科では、あん摩マッサージ指圧

 師・はり師・きゅう師の資格取得を目指し、職業的自立
 
 を目指しています。本科保健理療科は高等学校の

 卒業資格も得られます。


6.幼児児童生徒数と実態(平成29年5月1日現在)

・6月に学校公開があります。

・学校見学は随時行っています。

・幼稚部と高等部は3月に入学選抜検査(入試)があり

 ます。小学部・中 学部についてはお住まいの地域の

 教育委員会にお問い合わせください。

 入学相談は随時行っていますので、電話等で連絡い

 ただければ担当が相談に応じます。

 
 教務(きょうむ)係

 電話(055)226-3361

 ファックス(055)226-3362

 E-mail : kyomu(アットマーク)kai.ed.jp

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、さまざまな音楽や楽器に親しみあそび、楽器あそび、パネルシアターなど、さまざまな音楽や楽器に親しみます。手あそび、ふれあいあそび、楽器あそび、パネルシアターなど、さまざまな音楽や楽器に親しみます。










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