本校の沿革・概要


 
ysvi@kai.ed.jp

 
055-226-3361_  
 400-0064__   
山梨県甲府市下飯田2-10-2_  
 
   
山梨県立もうがっこう
校訓 : 「和顔愛語」(わげんあいご)
       :なごやかな顔と思いやりのあるやさしいことば

  
                           
[石碑に刻まれた校訓]
はじめに
 
 本校は大正8年私立山梨訓盲院として発足しました。その後、県立移管を経ながら、百年近くの歴史を有し、1400名あまりの卒業生・修了生を送り出しています。戦後まもなく、日本で初めて、見えない・聞こえない子どもへの「盲ろう教育」が実践されたという歴史を持っており、ヘレン・ケラーが学んだ、アメリカのパーキンス盲学校校長が訪れるなど、国内における「盲ろう教育」の先駆的役割を果たしてきました。
 県内唯一の盲学校ということで在籍の幼児児童生徒だけでなく、外部に向けての支援も行っています。平成6年度より開設した弱視教育相談室は、現在「Eye愛ひとみ相談支援センター」として、見えない・見えにくい方やその関係者に対して、広く教育相談活動を展開しており、その取り組みは高い評価をいただいております。
 山梨県の視覚障害教育を支えるべく、皆様に支えられながら日々教育活動を行っています。


1 学校の沿革
大正8. 4 甲府市連雀町山梨キリスト教会において、私立山梨訓盲院命名式を挙行
     5 甲府市立琢美尋常小学校講堂において開院式を挙行
 11. 4 聾部を併設し私立山梨盲唖学校となる
 12. 4 甲府工芸学校に二教室を借り移転
 13.11 甲府市百石町に新校舎となり移転
 14. 9 山梨県あんま術指定校となる
昭和6. 4 県との協定により、山梨県立代用盲唖学校となる
  8. 6 山梨県鍼灸マッサージ術の指定校となる
 17. 4 県に移管され山梨県立盲唖学校となる
 19. 3 甲府市日向町蚕業取締所の一部に校舎を移す 
       百石町校舎は寄宿舎として使用
 20. 4 蚕業取締所の一室を借り学校工場を設置し中等部の職員及び生徒が従事
     7 甲府の空襲により寄宿舎焼失する 罹災傷病者救済のため、
       日向町の校舎を県病院に貸与 学校は西八代郡共和村下田原へ疎開
 21. 9 甲府市岩窪町の深沢寛宅の一部を借り、共和村より移転
 22. 9 甲府市岩窪町より日向町へ移転
 23. 4 新学制の実施により旧制中等部が廃止 高等部(本科及び別科)設置
       盲学校の義務制実施 盲ろう重複障害児の訪問教育開始
 24. 3 山梨県立盲唖学校廃止 新たに山梨県立盲学校とろう学校に分離設立
     4 盲ろう重複障がい児入学 盲ろう児の教育開始
 25. 4 専攻科設置
 26. 3 高等部理療科、はり師・きゅう師・あん摩師養成校として発足
     5 山梨県立盲学校同窓会設立
    10 臨床実習室を開設
 28.10 校舎新築完成(日向町)
       校歌制定(滝田文子作詞、志賀静男作曲)
 29. 4 文部省産業教育指定校
     8 寄宿舎(星心寮)竣工
 30. 5 関東地区盲学校野球大会で優勝
       東京日比谷公会堂でのヘレン・ケラー女史歓迎会にて本校盲ろう児童2名が
       ヘレン・ケラー女史と面会
    12 屋内運動場新築完成(日向町)
 31. 5 関東地区盲学校野球大会で2年連続優勝 全国大会に出場
    10 関東地区盲学校柔道大会並びに相撲大会で優勝 県内高校相撲大会に出場
 32. 5 関東地区盲学校野球大会で3年連続優勝
 33. 2 天野知事盲ろう教育を視察
 35. 4 灘尾弘吉文部大臣盲ろう教育視察のため来校
 36. 4 文部省実験学校に指定 研究課題「重複障害児の研究」
 37. 4 第2回文部省実験学校に指定
 38. 1 下飯田町に新校舎、寄宿舎及び校舎完成
     3 下飯田町に体育館完成
       甲府市日向町の校地及び建物(校地・寄宿舎等)を県に返還
       文部省実験学校の報告として算数指導の経過を報告
     4 第3回文部省実験学校および山梨県実験学校に指定 
       研究課題「盲ろう唖の研究」
     9 高松宮殿下、同妃殿下、盲ろう教室を視察、そのおり記念植樹をされる
 39. 2 実験学校公開発表
     4 給食調理室、自動車車庫完成
 40. 3 パーキンス盲学校長、ウォーターハウス氏、坂田道太代議士の案内で来校
 43. 4 小学部に障害別学級編制を採用
       弱視教育推進のため一般人による写本奉仕者の会誕生
       創立50周年記念行事が年間を通じて行われる
       図書室、理科室、家庭科室の増築 学校樹木園造園
     7 盲ろう教育、読売教育賞を受賞
 44. 4 第4回文部省実験学校に指定 
       研究課題「山梨県立盲学校における盲ろう教育に関する研究」  
       校庭に遊具施設完成
 45. 2 グラウンドを東側に960坪拡張
     5 盲ろう実験学校全国公開研究会 盲ろう研究協議会開催
 46. 2 専攻科二部設置
 47. 5 不燃寄宿舎新築完成
 48. 4 高等部、普通科、保健理療科、専攻科理療科設置
 49. 3 高等部別科廃止
 50. 3 高等部本科、専攻科二部廃止
     4 池田小学校、西中学校を提携校として交流教育を開始 幼稚部設置
 51. 3 職員室、感覚訓練室、LL教室、放送室、印刷室の増築、幼稚部教室改造
 52. 3 高等部専攻科一部廃止
     7 関東地区盲学校野球大会で優勝
 53. 7 関東地区盲学校野球大会で優勝
 54. 4 重度重複障がい児の訪問教育開始
    10 盲学校教育振興会設立
 55. 3 体育館竣工 校旗新調 国旗掲揚塔完成
     5 創立60周年記念式典並びに体育館竣工 新校旗樹立式を挙行
     7 塑像「考える人」建立除幕式を挙行
 56. 3 前庭第1期舗装工事完了
 58. 3 校庭前側のフェンス改修
 59. 3 校庭南側の体験学習栽培園完成 校舎前通路に点字ブロック新設
 60. 1 屋外養護・訓練(築山)施設完成
     5 関東地区視覚障害教育研究大会を主管開催
 61. 3 体育館西側のフェンス改修
     4 高等部本科普通科に重複障害学級設置
     8 寄宿舎食堂、共用室の改修
    10 第22回全国身体障害者スポーツ大会「ふれあいのかいじ大会」開閉会式
       吹奏楽出演
 62. 3 実習室(理療)改修、多目的ルーム設置及び渡り廊下屋根改修と鉄骨部
       塗装工事
 63. 9 寄宿舎、消・防火スプリンクラーの新設
平成元. 3 寄宿舎、事務室、舎室等の改修 二輪車置場の新設
     6 電話交換設備更新工事
     9 校舎南側、外壁塗装工事
    10 創立70周年記念式典挙行 校訓碑・時計塔の設置 記念カプセル埋設
  2. 3 北館西入口の鉄製扉の取替え、寄宿舎南館屋上の防水工事
       普通教室15(南館9・北館6)、特別教室3(家庭・理科・保健)塗装工事
       特別教室3(家庭・理科・技術)、北館階段普通教室6の照明器具の増設 
     6 学校入口、校名看板の立替え工事
  3. 6 治療室冷房設備設置
     8 校舎北館及び南館教室内塗装工事 図書館内間仕切り工事
     9 寄宿舎、校舎西側新ボイラーの交換工事
  4. 1 校舎北館・南館及び寄宿舎屋上防水工事
     3 職員便所(女子専用)の新設 南館廊下1・2階塗装工事
     8 窓枠サッシ取替
  5. 6 山梨県特殊教育研究協議会総会研究大会、本校を会場に開催
     9 関東地区盲学校卓球大会開催 文化交流会館「六ツ星館」着工
    12 全国学校体育研究大会第10分科会研究授業・研究会開催
  6. 4 文化交流会館「六ツ星館」竣工  文部省特殊教育教育課程研究校に指定
     6 県のプレスクール事業に基づき、弱視教育相談室開始 
       夏季・冬季休業中の相談会開始
  7. 4 高等部に専攻科保健理療科設置
    11 文部省特殊教育教育課程研究校として全国公開研究会開催
  9. 7 インターネットホームページ開設(英語版も含む)
 10. 7 関東地区盲学校グランドソフトボール大会優勝、全国大会出場
 11. 5 関東地区視覚障害教育研究大会開催
    10 創立80周年記念式典挙行 記念演奏会開催 盲ろう文庫設置 
       記念タイムカプセル埋設
 12. 2 寄宿舎屋上防水工事
     3 厨房水道管新設工事
     7 学校開放文化講座(東洋医学的健康法・視覚障がい者理解)開講
 12. 8 全国盲学校野球大会関東地区選抜チームとして出場
    10 火災報知器受信器の交換工事及び連絡引き直し工事
 13. 3 LL教室、寄宿舎食堂のクーラー設置工事
     6 山梨県特殊教育研究協議会総会研究大会、本校を会場に開催
 14. 3 平成14年度当初予算で改築施設設備費(調査費)の計上
     4 一人一台パソコン配置 校内LAN構築
     6 ホームページ全面更新
 15. 4 弱視教育相談室の名称を改め視覚障害教育相談・支援センターとする
 16.10 盲学校・甲府養護学校寄宿舎「ひびき館」改築工事着工
       全国盲学校弁論大会出場
 17. 4 ふじざくら養護学校内に「盲学校サテライト教室」を設置
     8 盲学校・甲府養護学校寄宿舎「ひびき館」竣工
       給食が甲府養護学校と共同調理場方式となる 形態食調理実施
     9 盲学校校舎棟改築工事着工
 18. 7 盲学校新校舎棟竣工
     8 全国盲学校野球大会関東地区選抜チームとして出場、優勝
 19. 6 盲学校体育館改築工事着工 
     7 関東地区盲学校グランドソフトボール大会優勝
     8 全国盲学校野球大会出場第4位、個人賞として敢闘賞受賞
 20. 2 新体育館竣工 「盲ろう唖」教育教材・資料展第1回開催
     3 グラウンド及び外構工事竣工、盲学校校舎改築工事完了
     5 新校舎披露式及び創立90周年記念式典挙行
       「盲ろう唖」教育教材・資料展第2回開催
     7 関東地区盲学校グランドソフトボール大会優勝
     8 全国盲学校野球大会出場
 22. 3 県道中下条甲府線(通称飯田通り)「ライトハウス入口」の
       交通案内標識に「盲学校」の文字が追加表示される
     7 第85回平成22年度全日本盲学校教育研究大会・山梨大会開催
       :主管校企画展として「盲ろう唖」教育教材・資料展第3回開催
 23. 1 盲ろう教育教材資料管理運営規程制定
     3 盲ろう教育教材・資料研究実践報告【年報】2010年度創刊号発行
       視覚障害教育相談・支援センターの名称を「Eye愛ひとみ相談
       支援センター」とする
    10 全国盲学校弁論大会出場
       高円宮杯第63回全日本中学校英語弁論大会山梨県大会にて県知事賞を
       受賞し、中央大会出場
 24. 6 関東甲信越地区盲学校弁論大会:主管校 第1位
    10 全国盲学校弁論大会出場
 25. 7 関東地区盲学校グランドソフトボール大会準優勝
 26. 8 関東甲信越地区視覚障害教育研究大会開催:主管校
 27. 4 山梨県教育委員会インクルーシブ教育システムの構築に向けた
      「合理的配慮」実践研究事業指定校(2カ年間)
     7 関東地区盲学校グランドソフトボール大会:主管校
 29. 1 山梨県教育委員会インクルーシブ教育システムの構築に向けた「合理的配慮」
       実践研究 公開研究会

2 山梨県立盲学校関係史
1610(慶長15)年 管(かん)鍼法(しんほう)の考案者、杉山和一が伊勢国(三重県)に生誕。
1682(天和2)年  杉山和一の鍼(しん)治(じ)講習所(学問所)が、江戸・両国に開設され
            る。
1784(天明4)年  バランタン・アユイがパリに青年訓盲院「世界最初の盲学校」を設立。
1809(文化6)年  ルイ・ブライユがパリ郊外のク-ブレ-に生誕。(*)
1825(文政8)年  ルイ・ブライユが六点式点字骨子を完成。(*)
1854(安政1)年  ルイ・ブライユの六点式点字をフランス政府公式認可。(*)
1878(明治11)年 京都府盲唖院[京都府立盲学校前身]開設。(*)
1880(明治13)年 楽善会訓盲院[東京盲唖学校、筑波大学附属視覚(及び聴覚)特別支
            援学校前身]業務開始。(*)
1888(明治21)年 横浜市立盲特別支援学校前身設立。
1890(明治23)年 石川倉次がブライユ点字を翻案した日本点字を、東京盲唖学校内の点
            字撰定会で採用。日本点字制定。(*)
1898(明治31)年 静岡県立静岡視覚特別支援学校前身設立。
1900(明治33)年 長野盲学校前身設立。
1903(明治36)年 甲府鍼科組合発足(甲府鍼灸マッサ-ジ師会前身)。
1907(明治40)年 東京にて、第1回日本盲唖学校教育会[全日本盲学校教育研究会前
            身]開催。
1908(明治41)年 山梨鍼按組合発足(甲府鍼科組合が改称)。文京盲学校前身設立。
            埼玉県立特別支援学校塙保己一学園前身設立。
1910(明治43)年 平塚盲学校前身設立。
1912(明治45)年 松本盲学校前身設立。
1916(大正 5)年 世界最初の盲導犬訓練学校がドイツに設立。(*)
1922(大正11)年 大阪毎日新聞社が「点字大阪毎日」(1943年に「点字毎日」に
            改題)を創刊。(*)
1954(昭和29)年 社会福祉法人 山梨ライトハウス設立。視覚障害者情報提供施設 山梨
            県盲人福祉センタ-(点字図書館)設立。
1955(昭和30)年 山梨県鍼灸マッサージ師会設立。山梨県盲人会(山梨県視覚障害者福
            祉協会前身)設立。
1963(昭和38)年 盲児施設青い鳥学園開設
1970(昭和45)年 国際盲人協会の会長によって、10月15日が「国際白杖安全の日」
            と宣言された。(*)
1976(昭和51)年 知的障害者更生施設青い鳥成人寮開設
2008(平成20)年 国連障害者権利条約発効。
2009(平成21)年 点字創始者「ルイ・ブライユ」生誕200年。日本点字考案者「石
            川倉次」生誕150年
2010(平成22)年 管鍼法考案者「杉山和一検校」生誕400年 
2015(平成27)年 山梨山梨近代人物館(山梨県庁別館内)が開館。明治時代から戦前
            まで山梨に貢献した人物を紹介。本校の前身 私立山梨訓盲院初代
            校長塚原等(つかはら ひとし)氏が「山梨最初の特別支援学校の
            創立者」として展示される。

《参照》
(*)『切手が伝える視覚障害-点字・白杖・盲導犬-』大沢秀雄著:2009年刊;彩流社


4 本校の教育目標

 幼児児童生徒の特性と能力に応じて、幼稚園、小学校、中学校または高等学校に準ずる教育及び職業教育を施すとともに、障害による学習上又は生活上の困難を克服し自立を図るために必要な知識技能を授け、健康で安定した生活のできる人間を育成する。同時に、地域の視覚障害教育に関する相談・支援センターとしての役割を果たす。

(1) 教育目標
  
健康で心豊かな人間を育成し、自己実現・社会的自立ができる力を養う


(2) 教育方針
  
自主自立の精神を培う

(3) 教育目標を達成するための基本方針


5 学部構成

    【幼稚部】  
    【小学部】  
    【中学部】
    【高等部】(3年課程)
           本 科 普通科
           本 科 保健理療科
    【高等部】(3年課程)
           専攻科 保健理療科
           専攻科 理療科  

高等部理療関係学科以外には、視覚障害の他に肢体不自由・病弱・知的障害等を合わせ有する幼児児童生徒のための「重複障害学級」があります。

高等部の理療関係学科では、あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師の資格取得を目指し、職業的自立を目指しています。本科保健理療科は高等学校の卒業資格も得られます。




6 幼児児童生徒数と実態(平成29年5月1日現在)
 
 学部/学年 1年  2年  3年  合計 
 幼稚部   3歳児:1  4歳児:2  5歳児:2    5 
 小学部  2年:1  3年:2  4年:1  6年2
 中学部  2   1   3
 高等部本科普通科    2 3   5
 高等部本科保健理療科        0
 高等部専攻科保健理療科    1 1   2
 高等部専攻科理療科  3   2   5
 計  26
   


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       山梨県立盲学校

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