乳幼児発達支援「あいあい教室

 支援の対象 

  • 山梨県内にお住まいの見えにくいお子さん(0~6歳)
    (他の幼稚園・保育園、通園施設等に通っていても通うことができます)

  • 本校での相談の結果、視力が低かったり、補助具を使う練習をした方が今後の学習がうまくいきそうだったりする方


 支援の内容

  • 月に1回、または週に1回など、定期的にあいあい教室に通い、個別指導を受けることができます。

  • 指導時間は、1回45分から1時間が目安です。
     
    (3歳以上の年齢で、週1回1時間以上の指導をご希望の方は、本校幼稚部の活用もご検討ください→幼稚部へリンク

  • 年齢や実態に応じて、個別のプログラムによる指導(あそびを通した指導)を行います。

 

 あそび・指導の内容

【見えないお子さん】

  • 手や耳からの情報をじょうずに使ったあそびの中で全体的な発達を促します。
  • 触ると音が出るおもちゃや楽器に触れて、触ることや聞くことを楽しみます。
 
        
 
 
  • 押す、引っ張る、回す、つまむなどの、手の動きに合わせて楽しい音が鳴るおもちゃにかかわりながら、操作する手や指先の力を高めます。
     
          
   さまざまな触り心地の素材や、さわる絵本や布絵本などに触るのを楽しみます。
   
     
    布絵本 触覚絵本「鳥のページ」羽がついています

触覚絵本「魚のページ」 左ページ:点字の説明
右ページ:透明な紙の上にフェルト素材の魚の形がついています。1枚めくると、「うろこ」を模したページになっています。
  
点字付き触る絵本や触る迷路などです。
 絵の上に特殊な浮き出しインクが印刷されているので、形が触れます。
 見える子も見えない子も楽しめる絵本です。
 
 触って、確かめて、考えて、操作する体験の中で、同じ・違う、大きい・小さい、丸い・四角いなどの特徴に気づき、手を使う力を伸ばしていきます。
ボールを入れよう あれ?同じ穴に筒型も入る。       
どんな形が入るかな? 向きを変えたら…入った!
  
大きい・小さい、どこの穴に入るかな?
  
「形」のペアを探す、触る神経衰弱
これは何の形かな
ペアかな?違うかな?
さっきの四角はどこにあったっけ?
触る力や位置の記憶など、あそびながらいろんな力を高めます。見える子とも一緒に遊べる教材です。


【見えにくいお子さん】

  • 光あそび等の視覚刺激を通して、じょうずな目の使い方や全体的な発達を促します。
赤ちゃんや、見えにくさがとても強いお子さんには、薄暗くした部屋で、回ったり音や風が出たりする光るおもちゃで遊びます。見つけたり、じっと見つめたり、目で追いかけたり、手でつかんだりすることで、「見て楽しい気持ち」「見たい気持ち」を育てます。
      
いろんな色で光ります 色や点滅など、光り方が変わります!
 
     くるくる回りながら光るよ! 扇風機みたいに風も出ます
  

乳幼児期は「見て、触る」ことで発達していきます。見えにくいと、「見つけて手を伸ばす」経験が少なくなりがちです。あいあい教室では、はっきりとした色のおもちゃなどを近くに引き寄せて、じっくり見たり触ったりします。見やすい・触りやすい姿勢に気をつけながら、触ると光ったり、楽しい音が出たりする変化に気づき、「見て、触る」ことを楽しみます。

 
一般に、赤ちゃんは生まれてすぐは視力が低く、様々な物を見ることが刺激になり、乳幼児期を通して視力が育っていきます。まだぼんやりと見える段階の赤ちゃんが初めて見る絵本(ファーストブック)は、赤ちゃんが好む、白・黒・赤などのはっきりとした色合いで描かれ、視力が低い幼児にも見やすいものになっています。また、赤ちゃんが「見ること」を楽しむ視覚刺激アプリなども使い、「見て楽しい」気持ちを高めます。
  
クーゲルバーン(ボール転がし)などのおもちゃあそびでは、「動く物を追いかけながらよく見る力」を高めます。

ゆっくり転がるもの、早く転がるもの、転がりながらきれいな音がするもの、途中でボールがかくれんぼするもの、いろんなおもちゃがあります。

 
   体や心の発達にあわせ、手で操作すると楽しい光や音が出るおもちゃや、ブロックやパズルなどで、「目と手を一緒に使う力」を高めます。


【小学校に向けて力をつける段階のお子さん】

 視覚補助具をじょうずに使ったり、細かい絵や文字を見分けたりする練習を通して、学習の基礎となる「視る力」を高めます。単眼鏡や近用レンズ・ルーペ類を通してはっきりとした視経験を積み重ねます。また、活動を通して「順番に見る」「見比べる」「くまなく探すように見る」「見ながら操作する」「奥行きをつかみながら見る」等の学習や生活の基礎となる目の使い方も学習します。
    
黒板など遠いところを見る単眼鏡 紙の上に置いて拡大して見るスタンプルーペ
 
スタンドの間に鉛筆が入るので、書く時にも使えるスタンドルーペ
 
見本の通りにピースを並べて構成します
 
                 前から見たら・横から見たらパズル  
 前から見たシルエットと、横から見たシルエットをヒントに、棒にピースをはめていきます。いろいろな視点から見ると、空間的な認識についての基礎の力を高めます。
  
                     
                 奥行き認識パズル
 どのピースが一番前?見本を見ながら、「形」と「隠れて見えない部分」を考え、奥行きを意識して列枠にピースを並べます。前から見たシルエットと、横から見たシルエットをヒントに、棒にピースをはめていきます。いろいろな視点から見ることや、空間的な認識についての基礎の力を高めます。

 

  • あいあい教室に通うお子さんには、上記の個別指導の他、集団での親子ふれあいあそび教室「つぼみ教室」や、年2回開催の「親子学習会」などをご案内します。

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