2021年9月14日カテゴリー:

科学実験教室

  9月9日(木)に、幼稚部1名、小学部8名、中学部・高等部本科普通科6名の幼児児童生徒が参加して、感染症対策を徹底した上で、科学実験教室を行いました。

今年度の科学実験教室は、千歳化石会会長 古野竹志様にご来校いただき、アンモナイトやオーム貝、植物などの化石の標本を展示する移動博物館として開催しました。古野様はボランティアで、北海道から自家用車に標本を積んで、全国の盲学校や小学校を中心に移動博物館を開催しておられます。

アンモナイトを中心に10箱の化石標本が展示され、初めて化石に触った児童は、「カタツムリみたいにぐるぐるしている。」と話したり、理科の授業等で化石に触ったことのある生徒も、「アンモナイトにもいろいろな種類や大きさがあることを知れた。」と話してくれたりするなど、実際に触りながらいろいろと考えることで、理解が深まったように感じられました。

コロナ禍で、様々な行事が開催できなくなるなどしていた幼児児童生徒たちに貴重な体験となりました。古野様ありがとうございました。

 

【殻の形の違いや、渦の巻き方の違いなど、よく触って確認しました。】

 

【ノジュール(化石を含んだ泥岩)とクリーニングされた化石を比べました。】

 

【アイヌ民族の文様を体験させてもらいました。】

 

【教材用としてアンモナイトの学術標本を寄贈していただきました。】